2012年1月20日金曜日

命の大切さを改めて実感した日

木曜日。

いつものように朝、学校へ行きました。

どーしよっかな~テストしよ~かな~??

なんて独り言言いながら^^;

そしたら学校の雰囲気がいつもと違う・・。

確かに授業の合間ではあるけど、生徒が異様に教室の外へ出てる。

ん??なんだなんだ??

いつものように挨拶をして、グラウンドへ行こうとすると、

体育教師アサンが、

「教頭先生、何も言ってなかった??」

って言うから、

「え!?何も言ってなかったよ。」

って言うと、

「今日はもう授業なしだよ。」

と言いました。

どうやら、生徒の一人が亡くなったらしい。

前回も10月の半ばに違う生徒が亡くなり、朝1時間で学校が終了しました。

あれから3ヶ月。今日また、別の生徒が亡くなったというのです。

前回は中学1年にあたる学年の生徒。

今回は高校1年にあたる学年の生徒でした。

「何で亡くなったの?」

と聞くと、

「病気だったんだ」

って。

やはりこの国では、ちょっとした病気も、いくら小さい子どもじゃなくても、

病気にかかってしまうと治らない可能性が高いんだな・・

と、実感しました。

日本ではちゃんとした病院の施設があり、薬があり、手術ができて・・

って、早期発見すれば、治せる病気はたくさんあるけど、

やっぱ病院といっても決してキレイではない施設や、安心して飲めない水、

そんな中でこの国では生きていくことが本当に難しい。




12月下旬に産まれた家の警備員をしてくれてるアマドゥの赤ちゃん。

こうして新しく誕生する命もあれば、亡くなる命もある。

命って、ほんと大切だ。

たくさん楽しいことや、もちろんしんどいこともあるけど、

生きていればたくさん経験できる。

ブルキナで、たくさんの人が救われるように、医療施設が整う日が

早くくればいいな・・。