2011年10月22日土曜日

これがブルキナ流

金曜日。

いつもは午前中3時間、午後から2時間と授業があり、

一番忙しい日。

朝いつものように、7時からの授業に合わせ、グラウンドへ行き

授業をしました。

朝7時から1つ授業を終え、暑さもあってクタクタ^^;

「あ~~~あとまだ朝2時間あんのか・・。」

なんて思いながら、2つ目のクラスの授業をしようとしたとき、

同僚アサンが私を呼んでいると生徒が言ってきました。

「はじめといて!!」

と、生徒に言って、アサンのところへ走っていくと、

「授業、終わりにして」

と、アサンが言ってきました。

よくよく聞いてみると、

6eという一番下の学年の生徒が、病気で亡くなったとのこと。

教室のほうをみてみると、生徒のほとんどが教室から出ていて、

すでに授業が終わっていました。

グラウンドを走りかけていた生徒を呼び、

「今日はもう終わり」

そういって、先生たちのところへ行ってみると、アサンが

「マチコ、病院へ行くよ」

と言ってきて、先生たちと一緒に病院へ行くことに。

もちろん先生たちがいなくなった学校に生徒がいても仕方ないので

生徒たちは自然と解散。

8時には学校が終わりました^^;

わたしはよくわかっていない状況の中、先生たちと一緒に病院へ。

病院は、決してきれいとは言えず、衛生的にもあまりよくなかったな。。

どうやら亡くなった生徒を見に来たらしいということしかわかんなかったけど、

とりあえず病院を訪問し、一旦帰宅。

学校へ戻り、先生たちの話の中で、10時30分にまた集合し、

お葬式へ行くということになったみたいで、

一旦家へ帰り、お葬式に行ったことない私は同期に電話をし、

お葬式の格好を聞いて、準備して待つことに。

この国は、日本みたいに喪服とかないし、とりあえず破れたりしてなければ

大丈夫だよーと同期に教えてもらい、10時30分に再び学校へ。

そして先生たちと一緒にお葬式が行われる場所へ移動。

こちらのお葬式は、誰でも参加OKの感じで、生徒が亡くなったのもあり、

学校の生徒が結構来ていました。

山奥の方へ少し歩いていき、日本で言う住職さん的な人が本を読み、

埋葬する感じ。

掘ってある穴に、亡くなった人を置き、その上に木を置いて、

その上に葉を並べ、あとはひたすら砂をかけていく。

そんな感じでした。

初めてみるお葬式に、いろいろなことを考えました。

やっぱりこの国では、長く生きることが、ほんとに難しいことなんだなと・・。

6eという学年。年齢でいうと12-13歳。

ほんと人生の始まりに過ぎない年齢だし、これからって時。

マンガに住んでたときの家の前の亡くなったジュディも12歳だったな・・

ほんとにかなしくなります。

でも、生徒が亡くなったということで、すぐに先生たちが動き出し、

学校までなくなってしまうところ。

ブルキナ流だなって思います。

マンガで働いてたときも、先生が一人病気だって時、

学校の授業がなくなって、みんなでお見舞いに行ったりしました。

そういう人を思いやるところは、ブルキナの人たちはすごいなって思う。

ま、仕事終えてまで、そういうことするってのは、また日本と違うところだけど、

これもまたブルキナ流なんだなって思います。

午前中授業がなかったのもあって、午後からあるのかな~と学校をのぞいて

みたけど、案の定学校は閉鎖^^;

こんな感じで1週間が終わりました。

来週はいよいよテストをしていかないといけません。

まだ名簿をもらってなくて、このクラスに生徒が何人いるかってのが

まったく把握できてない中で、果たして無事にテストができるのか・・笑

乞うご期待です^-^;